皆さん、お疲れ様です。
カワジュンです。
本日(2020/04/07)、夕方頃には緊急事態宣言が発令されるとのことです。
数週間前から、不要不急でない外出の自粛とのことで、通勤・ジョギング以外は基本的に引きこもり生活をしていましたが、『とうとう緊急事態宣言が発令される』とニュースで見かけて不安になったものの、ふと思いました。
「緊急事態宣言って何…?」
本日は自宅の設備点検があり、たまたま有給を頂いていたので、せっかくなので、『緊急事態宣言』について調べてみようと思います。
※これは緊急事態宣言についてわかりやすくまとめた『記事』ではなく、私が緊急事態宣言について調べてみた『ブログ』なので、私が調べていった時系列に沿っていたり、私の感想も散見していますので、ご注意ください。
緊急事態宣言
そもそも緊急事態宣言って何だろうという方が多いと思います。
私もその一人です。
まず、緊急事態宣言とは何なのか調べてみました。
緊急事態宣言
Wikipediaでは、緊急事態宣言ではなく、非常事態宣言として記載されており、以下のようにまとめられいました。(以後、緊急事態宣言と非常事態宣言は同義語として扱います。)
災害などによる国家などの運営の危機に対して、緊急事態のために政府が特別法を発動することである。 国によっては「緊急事態宣言」の呼称を用いる場合もあるが、発布される内容は概ね同じである。
Wikipediaより引用
つまり、『「今は緊急事態です。」と宣言すること』ではなくて、『今は緊急事態なので、特別法を発動します。』ということらしいのですが、気になる単語が2つでてきました、特別法と緊急事態です。
特別法
では、まずは特別法から。
一般法とはその分野に対して一般的に適用される法であり、特別法がない限りその法律は適用される。
特別法は一般法に優先する。一般法と特別法とで法が異なった規律を定めている場合、特別法の適用を受ける事象は一般法の規律が排除され、特別法の規律が適用される。
特別法が規定される理由はさまざまであるが、一般的にいえば、特別な分野に対しては一般的な法律の他にその分野特有の規律が必要であることから、特別法が定められるのが通例である。
Wikipediaより引用
つまり、『普段は一般法が適用されますが、特別法が適用され、一般法と特別法の内容が異なる場合は特別法を優先します。』ということらしいです。
「ということは、一般法の何かがあり、今回の緊急事態宣言によって、何かしらの特別法が適用されるということなのかな?」と思いましたが、どうやら少し違う様子。
一般法についても、特別法についても特にそれらしき名称は各ニュースでも出てきていません。
緊急事態
そこで、緊急事態について調べてみます。
一般に、健康や生命および財産あるいは環境に危険が差し迫っている緊急の状態。
Wikipediaより引用
「そんなことわかってるわ。」そう思って読み進めると、以下の記載。
『日本法に規定される各種「緊急事態」』
日本法の各法令でそれぞれの『緊急事態』がきちんと規定されているそうで、今回は、『新型インフルエンザ等対策特別措置法』に基づく『新型インフルエンザ等緊急事態』が該当する様子。
『新型インフルエンザ等緊急事態』の欄には以下の記載。
全国的かつ急速なまん延により、国民の生活及び経の済に甚大な影響を及ぼし、又はそのおそれがあるものとして政令で定める要件に該当する事態となった場合、内閣総理大臣は「新型インフルエンザ等緊急事態宣言」を行う(第32条)。
新型インフルエンザ等緊急事態宣言は、新型インフルエンザ等緊急事態措置を実施すべき期間(2年以内、1年以内の延長可能)、新型インフルエンザ等緊急事態措置を実施すべき区域等を公示し、国会に報告するものとされている(32条)。
Wikipediaより引用
『内閣総理大臣は「新型インフルエンザ等緊急事態宣言」を行う』という記載。
まとめ
- 緊急事態宣言とは、『緊急事態なので、特別法を適用します。国民の皆様は一般法ではなく、特別法を遵守してください。』ということ。
- 新型インフルエンザ等緊急事態宣言とは、『新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく新型インフルエンザ等緊急事態において、内閣総理大臣が発令するもの』ということ。
新型インフルエンザ等対策特別措置法についてもまとめると長くなりそうだったので、記事分けます。